酒どころ「灘五郷」の水を守るために。
環境保全と都市開発の両立を支える。
事業内容
弊社は、多くの酒蔵が集まる兵庫県の「灘五郷」地区で、酒造りに適した地下水「宮水」の保存を目的に創業しました。現在の主な業務は、ビル建築やインフラ整備(道路・鉄道・上下水道など)にともなう地下水影響調査・分析およびコンサルティング。独自に蓄積したデータに基づき、工事の影響を最小限に抑えるための施工方法を提案しています。
提供:灘五郷酒造組合
転載、複製、改変等 厳禁
現地でボーリング調査※などを担当する者が5名、研究所内が13名。コロナ禍で一部のスタッフがリモートで在宅勤務することとなり、その際の連絡ツールとしてelganaを導入しました。
※ボーリング調査:地盤の状況や地層境界の深度などを調べるために、円筒状に土を取り出す地盤調査方法
ユーザー管理の負荷軽減をきっかけにツールの切り替えを検討。
機能性と信頼性、サポートへの期待からelgana®︎に決めました。
導入の決め手
以前は別のチャットツールを一部のスタッフだけで使っていたんです。ところが、より多くのスタッフにも利用を拡大しようとした時、アカウントの取得や管理の面でいろいろと手間が多くかかり、もっと使いやすいものはないかと調べる中でelganaのことを知りまして、いくつかのチャットツールと比較検討した結果、導入を決めました。
elganaを選んだ理由としては、NTTという信頼感がまず第一。それから、請求書払いに対応していることも決め手の一つとなりました。もちろん、チャットツールを切り替えるきっかけとなったアカウントの取得・管理がelganaなら管理画面で簡単にできるというのも大きな理由です。
当時はビジネスチャットに関して知識も経験も少なかったので、「有償プランの方が、いろいろ相談もできそうだし、サポートも手厚いのでは……」ということで、最初からベースプランに申し込むことにしました。
メールとも電話とも違う”ちょうどいい”コミュニケーション
業務が円滑になった実感があります。
導入後の効果
導入当初はリモートワークの社員と社内の各部門との連絡をメインにしていたので、基本的には部門ごとにアカウントを設けて運用していました。在宅勤務のスタッフが「あのデータを送って」という連絡をすると、研究室内の共用端末を見た社員が対応する、といった活用法です。
elganaを導入したことで、業務が円滑に進むようになった実感があります。
メールだと、どうしてもタイムラグがあってレスポンスが遅くなりがちで、かといって電話だと相手の手を止めることになってしまう。その点、チャットならレスポンスも早く、相手の仕事に割り込むようなこともありません。コミュニケーションにともなうストレスがずいぶん減ったように思います。
使い勝手の面でも、elganaはパーソナルチャットのように手軽で馴染みやすかったですね。以前に使っていたツールは、改行しようとしてenterキーを押すとメッセージが送られてしまって、細かな部分でいろいろ使いにくさを感じていたのですが、elganaはそのようなこともなく、導入してすぐにみんな当たり前のように使いこなすようになりました。
部門間だけでなく、個人間の連絡手段としても利用を拡大中。
現場からの報告・相談、オンラインミーティングもelgana®︎連携で。
現在は、各社員それぞれにアカウントを発行し、個人間の連絡にもelganaを活用する形に切り替えはじめています。個人ごとにアカウントがあった方が、緊急時などに連絡がとりやすいですから。今までは各個人のプライベートなチャットアカウントに緊急連絡を送っていたのですが、やはり情報漏洩などのリスクもあるので、緊急時もそうでない時も会社からの連絡はelganaに一元化しようと考えたわけです。elganaならユーザーごとに既読の有無を確認できるので、「ちゃんと連絡は届いているだろうか?」「なにかあったのでは?」といった心配をしなくて済みます。
まだまだ導入の過渡期ですけど、機能面に関してもelganaの活用範囲は着実に広がっています。
調査地で想定外の事態が起こった時に、現場の写真を研究所に送り、工事の関係者に対応を依頼するといった使われ方も増えてきました。それ以外にも、NeWork※との連携機能を活用し、オンラインミーティングのルーム立ち上げやURLの発行、メンバーの招待なども今ではelganaを通じて行っています。すべてがelgana上で完結するのでとても便利ですね。社内の朝礼をはじめ、外部の方を交えてのミーティングなどにも活用しています。
※NeWorkはNTTコミュニケーションズ(株)が提供するオンラインワークスペースサービスです。ご利用には別途契約が必要となります。
たまには仕事を離れて、気軽な会話も。
みんなが交流する場所としても活用していきたい。
今後の展望
今後は、個人間のコミュニケーション活性化というところも積極的に進めていきたいです。業務に関することだけでなく、たまには気楽にメッセージを送り合って気分転換したり、社員同士が交流を楽しむ場所としても活用できればと考えています。
気軽にコミュニケーションを楽しめるツールという意味では、スタンプ機能などはもっとバリエーションを増やしてもらえるとありがたいです。今は「ありがとう」のスタンプは一種類ですけど、例えば「お手数かけてスイマセン」みたいなニュアンスの入った「ありがとう」が送れたりすると、より気持ちが伝わりやすくなるかと思います。それから、これはちょっと実現が難しいとは思いますが、メンバーごとにアバターを作れる機能などがあっても楽しいかもしれません(笑)。