NTT 西日本

導入事例

静岡中央新聞販売株式会社

FAX主体の業務連絡をelganaに。現場の声を活かした経営を目指す。

お話を伺った方

代表取締役 江河 亨 氏
本部長 芦澤 和幸 氏

長く続けてきたコミュニケーション方法を変えるのは、業務的にも心理的にも、なかなか大変なもの。静岡中央新聞販売さまでもFAXからの転換を目指して各種ツールの検討を始めましたが、思うように進展しない状態が続いていました。しかし、elganaの存在を知ったことで状況が一転。本格導入から数か月で業務の“見える化”が実現するなど、着実に成果が現われ始めています。
今回は、社内のDXを提唱した社長の江河さんとelganaの導入をけん引した芦澤さんに、導入の背景や利用の実態などについてお伺いしました。

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課題
  • 連絡手段がFAX主体だったため、情報共有に多くの手間やコストが発生していた
  • 勤務シフトの都合により、意思疎通にタイムラグが発生していた
  • ITツールに慣れていないスタッフが多かった
導入の決め手
  • カスタマーサポートによるレクチャーや講習会の開催
  • 費用と機能のバランス
  • 60歳以上のスタッフでも使いやすい
効果
  • 従業員に対してダイレクトな情報共有が可能になった
  • リアルタイムな情報発信が可能になった
  • 業務の進捗などが“見える化”された

地域に根差した「まちの新聞屋さん」。
FAXに替わる連絡ツールとしてelganaを導入。

事業内容について

弊社では、静岡市内を中心に新聞の配達やお客さまへの営業活動を展開しています。拠点は本社を含めて8か所。新聞社からの情報提供がFAXということもあり、店舗間の業務連絡はFAXが主体で、配達スタッフなどへの個別連絡は電話で行っていました。
しかしFAXでの連絡は、拠点内での情報共有に時間や手間がかかりますし、通信費や用紙代などけっこうな経費も発生します。また、「しっかりコミュニケーションできる会社にしていこう」という考えもあり、FAXに変わる連絡方法を検討することになりました。

カスタマーサポートによる講習会などで使いやすさを実感。
60歳以上のスタッフでも、まったく問題なく使っています。

導入の決め手

新たなツールの検討に際しては、現場のスタッフを含む6名で連絡方法変更会議を立ち上げていろいろと話し合いました。しかし、なかなか良い代替手段が見つからず……。そんな時にNTTの営業さんがelganaをご紹介いただき、まずは試験的に導入を行いました。
試験導入から本格導入を決めた理由としては、elganaのサポート担当の方の存在が大きかったですね。講習会を開いて使い方をレクチャーしていただいたり、運用のノウハウを教えていただいたり。みんなビジネスツールに慣れていなかったので非常に助かりました。一回教えてもらえれば、あとは簡単。「これなら、みんな使える!」となって一気に導入が進みました。
弊社は60歳以上のスタッフが主力なので、最初は「本当に受け入れてもらえるのか?」といった不安もありましたが、実際に導入してみると、否定的な意見はまったくありませんでした。マンツーマンでインストールを手伝ったりしたものの、苦労したのはそれくらいです。

スタッフに対するダイレクトな情報周知が可能に。
業務の“見える化”を実感しています。

導入後の効果

これまでは各拠点に管理職的な従業員がいて、適宜、FAXで届いた情報を各スタッフに周知していました。しかしelganaを導入したことで、そのような手間が不要になり、スタッフに情報を直接届けられる体制が整いました。
購読の契約に関する情報などは見落としがあるとお客さまに迷惑がかかるので従来通りFAXで送っていますが、その他の業務連絡はelganaに一本化。そのおかげで1日に10~20枚ほど送っていたFAXが1~2枚に激減しました。

運用面の工夫としては、トークルームを業務別にしたことがうまく機能しているように感じています。最初は支店ごとにトークルームを作っていたのですが、それだと自分の業務に関係のない情報がいろいろ流れて来てelganaを見なくなってしまう可能性がある。そこで、業務ごとに関係者をまとめてトークルームを作るようにしたんです。
今のところは本部からの情報周知がメインですが、一部のトークルームでは双方向でのコミュニケーションも始めています。こちらからの依頼も、対応の進捗もチャット上で確認できるというのは、本当に便利だし安心。聞き間違いや対応の漏れなどもなくなり、「これが仕事の“見える化”なんだ」と実感しました。

勤務シフトを気にすることなく、リアルタイムに情報発信。
電話連絡の煩わしさも解消されました。

情報をリアルタイムに伝えられるのも、elganaのいいところですよね。弊社のスタッフは早朝に配達した後は昼過ぎまで寝ているので、今までは電話するにも時間帯などに気を遣っていたんです。でもelganaなら、とりあえずメッセージ送っておいて起きたら見てもらうということができるので、そういった気遣いはいりません。
機能面に関しては、メンション機能をよく使っています。特定の個人宛のメッセージだけど、みんなにも知っておいてもらいたいという情報があるときに重宝しています。その他の機能に関しては、一部のチームでタスク機能を日報に使いはじめました。現場に直行直帰することも多いチームなので、elganaで開始時刻と終了時刻を連絡してもらうようにしています。電話だと通じなくて何度も掛けなおしたりといった手間がありますが、elganaならパッと送るだけですから簡単です。

さまざまな業務に双方向コミュニケーションを拡大。
社員の声を集めるツールとしても期待しています。

今後の展望

今後は、もっとスタッフ側からの発信を増やしていきたい、もっと多くの業務に双方向コミュニケーションを採り入れていきたい、と考えています。
新聞販売業界は、非常に厳しい状況にあります。今後もこの事業を続けていくには、経営陣だけでなく、毎日お客さまと接している現場のスタッフの声が重要で、elganaはそういった声を吸い上げるツールとしても期待しています。
つい先日、ある社員から社長宛に直接メッセージが届いたんです!みんなおとなしくてあまり積極的に声をあげたりしない会社なのですが、elganaの導入によって少しずつですが社員の感覚も変わり始めているのかもしれません。

静岡中央新聞販売株式会社について

静岡市葵区と駿河区を配達エリアとして新聞の販売・配達事業を展開。地域密着の利点を生かし、住まいの見守りサービスや防犯パトロールなども行っています。

設立
2020年2月1日
所在地
静岡県静岡市葵区竜南3丁目17-24
従業員数
171名
事業内容

新聞の販売・配達

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