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デジタルアレルギーとは?業務への影響や克服する方法を解説

  • 公開日:2024/07/02

デジタル化やDX(デジタルトランスフォーメーション)推進は企業の競争力を高めるうえで欠かせない取り組みとなりつつあります。しかし、経営陣や従業員が「デジタルアレルギー」を抱えていると、企業の成長を妨げる恐れがあります。そのため、デジタルアレルギーを抱えている人には克服してもらう必要がありますが、どのような方法が効果的なのでしょうか。
この記事では、デジタルアレルギーの業務への影響や克服方法について紹介します。デジタルアレルギーを克服した企業事例も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

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「デジタル化」については、以下の記事にて詳細に解説しておりますので、ご興味のある方はご参考になさってください。
デジタル化とは? 言葉の意味やメリット、進め方などをわかりやすく解説

デジタルアレルギーとは?

デジタルアレルギーとはどのような状態のことを指すのでしょうか。ここでは、デジタルアレルギーを抱えている人の特徴を4つ紹介します。

デジタル機器やITツールに苦手意識がある

デジタルアレルギーとは、デジタル機器やITツールに対する苦手意識や不安を感じている状態を指します。デジタルアレルギーを抱える人はデジタル機器やITツールの操作に自信がなく、必要最低限の使用にとどめたり避ける傾向にあります。

新しいシステムやツールの導入時には、技術の習得に追いつけなかったり失敗することに恐怖を感じたりするため、従来の慣れたアナログな作業に依存します。この苦手意識は、業務効率や生産性の面において大きなマイナス要因となってしまうでしょう。

自分は使いこなせないと決めつけている

デジタルアレルギーを抱える人の特徴として、「自分はデジタル機器を使いこなせない」と決めつけてしまうことが挙げられます。このような人は、新しい業務システムの導入時に「うちの業務はアナログで十分だ」「システムを使うことで業務が効率化するはずがない」などと最初から否定的な姿勢になりがちです。

新たなことを覚えることや変化を避けて、コンフォートゾーンから抜け出そうとしません。その結果、社内のデジタル化やDX推進そのものへの抵抗感が強まり、企業の成長を阻害してしまいます。

※コンフォートゾーンとは・・・
ストレスや不安を感じておらず、居心地がよいと感じる状態や場所のこと。精神的な安定を得られる一方、現状維持を続けており新たな挑戦や成長につながっていない状態とも捉えられる。

デジタル技術やAIに仕事を奪われると考えている

デジタルアレルギーを抱える人のなかには、デジタル技術やAIによって自分の仕事が奪われるのではないかと過剰に脅威を感じている場合があります。このような思考は、技術の進展に対する不安や誤解から生じることが多く、結果として新しい技術の学習や適応に消極的な姿勢を取る原因となっています。主体的にデジタル化を推進しようとはせず、むしろ現状の業務プロセスを好む姿勢を見せます。

データより自分の経験則を重視する

デジタルアレルギーを抱える人は、意思決定プロセスにおいて客観的なデータよりも自己の経験や直感を優先する傾向があります。デジタル技術を用いることで得られる大量のデータは、顧客のニーズをより正確に把握したり、業務の課題を効率的に解決したりするうえで非常に有効です。しかし、デジタルアレルギーを抱える人は、客観的なデータの価値から目を背けてしまい、デジタル化やDX推進の足かせとなってしまう恐れがあります。

デジタルアレルギーによる業務への影響は?

デジタルアレルギーを抱える従業員が社内に多いと、業務にどのような影響を与えるのでしょうか。ここでは、デジタルアレルギーが与える業務への悪影響について解説します。

デジタルデバイド(情報格差)が生じる

デジタルアレルギーが原因で社内におけるデジタルデバイド(情報格差)が生じるリスクが高まります。デジタルアレルギーが解消できないまま放置すると、デジタル技術に対して苦手意識を持つ従業員とそうでない従業員との間で、業務効率や生産性に顕著な差が生じる恐れがあります。これを放置していると、事業が計画通り進まなくなるなど、企業の業績にまで影響が及ぶ可能性があります。

DXの取り組みが遅れ、企業としての競争力が低下する

デジタルアレルギーが蔓延する企業では、デジタル技術の導入や業務改革に抵抗感を示す従業員が多く、DXへの取り組みが遅れる傾向にあります。

現代のビジネス環境においてDXは企業の競争力を高め、市場での優位性を確立するための重要な施策です。デジタル技術を活用して業務プロセスを最適化しながら市場の変化に対応できれば、顧客体験の向上につながり新たなビジネスチャンスを生み出せます。しかし、デジタルアレルギーが蔓延しているとDXが形だけのものに終わり、イノベーションの機会損失や顧客満足度の低下など、市場での競争力低下を招きます。

業務効率・生産性が低下する

デジタルアレルギーが原因で、デジタル機器やシステムの活用によって効率化できるはずの業務をアナログな手法で行い続けている場合、業務効率や生産性の大幅な低下を招くリスクがあります。

たとえば、書類回覧や資料整理をアナログで行っている場合、承認にかかる時間が長くなったり、必要な資料を探すために労力を割く必要があるでしょう。これにより会社としての意思決定が遅くなるなど、業績の悪化や競争力の低下にもつながることが懸念されます。

また、書類の紛失など、デジタル化できていれば起こり得なかったミスやトラブルの原因となることも考えられます。

「業務効率化の進め方や成功事例」については、以下の記事にて詳細に解説しておりますので、興味のある方はご確認ください。
業務効率化の進め方とは? 7つのアイデアと成功事例を紹介

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セキュリティリスクが高まる

デジタルアレルギーを抱える従業員がいる場合、その方々のデジタル技術や情報セキュリティに関する認識不足が、セキュリティリスクを高める原因となる恐れがあります。

具体的には、パスワードを予測されやすい簡単な文字列で設定したり、USBメモリを社外に持ち出したり、業務上のメールを私的に利用したりと、セキュリティ対策への意識の低さから情報漏えい事故が発生しやすくなります。不審なメールやファイルを警戒する意識も低いため、標的型攻撃メールなどに引っかかりやすい傾向もあります。

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デジタルアレルギーの克服方法3選

従業員のデジタルアレルギーを克服するには、デジタル機器やITツールに対する理解を深めて苦手意識を払拭することが重要です。ここでは、デジタルアレルギーの克服方法を3つ紹介します。

社員教育で理解を深める

デジタルアレルギーを克服するには、社員教育を通じてデジタル化・DXへの理解を深めることが重要です。具体的には、デジタル技術やITツールの基本的な知識やメリットを学び、誤った先入観を払拭することから取り組み始めるとよいでしょう。加えて、DX推進の意義や成功事例を共有し、デジタル化への前向きなイメージを醸成させることも大切です。

社員一人ひとりがデジタル化・DXの本質を理解し、目的・目標を正しく認識できれば、抵抗感は自然と減少していくでしょう。

デジタル機器やITツールに触れる機会を増やす

デジタルアレルギーを持つ従業員はそもそも自らデジタル機器やITツールを使用することがあまりなく、馴染みがないことでより苦手意識につながっています。そのため、彼らがデジタル機器に触れざるを得ない環境をつくり出すことが克服につながるでしょう。

たとえば、文書作成やスケジュール管理に便利なアプリケーションの利用を促進したり定期的なオンラインミーティングを実施したりするなど、半強制的に業務で使用することで慣れてもらいましょう。もちろん、慣れないうちは操作方法を丁寧に教えるといったフォローも欠かせません。社員一人ひとりのペースに合わせたサポートをしながら、デジタル機器やITツールに向き合う時間を確保することが大切です。

誰でも使いやすいツールを導入する

デジタルアレルギーを抱える従業員がストレスなくITツールを活用できるよう、使いやすさを重視したツールを導入しましょう。複雑な機能がなく、シンプルで直感的な操作性を優先したツールを選定します。ITツールを悩まずに使えると、デジタル化やDXに対する抵抗感は次第に減少し、率先して業務に取り入れるようになるでしょう。

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ビジネスチャット「elgana」は、ITツールをほとんど使用したことがない初心者でも直感的に操作できるのが特長です。機能は豊富ですが複雑な仕組みではなく、シンプルで使いやすく設計されています。社内外のコミュニケーションやタスク管理がスムーズになり、「elgana」だけでも業務の効率化や生産性の向上に役立ちます。

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ビジネスチャット「elgana」を20‐80代の幅広い年代の職員で活用している事例

有料老人ホームなどを運営する有限会社ナイスケアでは、職員や入居者家族への情報共有を紙や個別電話で行っていたため、余分なコストや手間がかかっていたことが課題でした。プライベートチャットの利用も検討しましたが、セキュリティ上の観点から別の手段を探していました。

elgana」は、充実したセキュリティ機能や既読確認機能が実装されていたことが決め手となり導入されました。導入を主導された施設長は、当初プライベートチャットツールを使った経験がなく、折りたたみ式のフィーチャーフォンを利用している状況でした。使い始めにあたっての手厚いサポートにより「elgana」の利便性に気づき、現在はスマートフォンに機種変更するほど「elgana」を愛用されています。

その後、幅広い年代の職員へ利用が浸透し、連絡を一斉配信できるようになったことで情報共有のスピードが向上しています。紙の使用量も大幅に減少し、印刷にかかっていたコスト削減や業務の効率化に成功しています。

導入事例:有限会社ナイスケア

デジタルアレルギーの解消には「elgana」

デジタルアレルギーを抱えている従業員が多い企業は、デジタルデバイドの発生や競争力の低下が懸念されるばかりか、セキュリティリスクにも晒されるため、大きな妨げとなるでしょう。デジタルアレルギーを解消するには、社員教育を実施したり、使いやすいツールを導入したりといった工夫をする必要があります。

ビジネスチャット「elgana」は、誰にでも使いやすい操作性で設計されており、初めて使われるみなさまから好評をいただいているコミュニケーションツールです。ITに不慣れな方も安心できるようにサポート体制を充実させています。「elgana」には無料のおためしプランもあるので、デジタルアレルギー解消に向けて、まずはテスト導入してみてください。

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